: 行動

 行動

 薬膳など

 体調や体質によっては、体を元気にする食物もあれば体に負担をかける食物もあります。これは薬膳や漢方などの考え方によるものです。
 

五 行 五 臓 五 味 相 生 相 尅
 木性  肝  酸 水生木 金尅木
 火性  心  苦 木生火 水尅火
 土性  脾  甘 火生土 木尅土
 金性  肺  辛 土生金 火尅金
 水性  腎  鹹 金生水 土尅水

 たとえば、肝臓(木)が疲れている人は、水生木(木を生かす水)なので水性の鹹(しょっぱい)系の食物を取り、金尅木(木を尅する金)なので金性の辛(からい)系の食物を控えるようにする。更に金性の力を弱めるために火尅金で火性の苦(にがい)系の食物を取ってもよいでしょう。

 もし、肝臓が疲れている高血圧の人であれば、心臓(火性)に負担をかけないように、水尅火(火を尅する水)なので水性の鹹(しょっぱい)系の食物は控えるべきです。

 注)実際に行われると体調が良くなり体質が改善されるケースは多くありますが、人によって体調や体質の度合いが異なりますので、行う前に医師の意見も聞いたうえで判断してください。