名前の持つ運勢
徒然草 第一一六段
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、ただ、ありのままにやすく付けけるなり。この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、移設を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
現代のお子様にみられる珍しい名前は、難解で内容から将来が案じられます。そのため、赤ちゃんの命名の際の参考として少しでもお役に立てていただけることを願っています。
氏名の構成
氏名には、「形式」と「内容」が含まれていて、一体となって構成されています。
「形式」は氏名の見た目の印象であり、実際に本人の外面的な物質世界「外気」を現します。「内容」は字の意味であり、内面的な精神世界「内気」を現す傾向があります。
「形式」と「内容」は別々ではなく、互いに作用し合います。家庭環境によって住人の人間性に影響が出たり、逆に、人間性よって個性的な部屋を好んで生活することがあるように、氏名も「形式」に添った「内容」があり、「内容」に添った「形式」となり個人に影響します。
そのため、氏名は形式と内容を整えて自然の法則に調和している「正名」持つことが良いとされています。
┌天格┐ ┌人格┐ ┌地格┐
氏名 徳 川 家 康
画数 ⑮ ③ ⑩ ⑪ | 39 総格
天数 地数 底数
【 天格 】
天格は、氏、苗字であります。先祖代々より引き継いだ家柄です。
天格(氏、苗字)によっての吉凶はなく、運勢に強く影響することもほとんどありません。ただし、社会に大きな影響を与えるような存在になったときには、家柄の働きが出てくることもあります。
天格の部分は、社会的に自分より上の立場(先祖、親、年上、上司など)や外側(地域、会社、学校など)を現します。個人的には、体の上半身(智恵、頭など)を現します。
【 人格 】
人格は、社会的な関係を示します。地数(名前の一番上)は自分自身を現し、人格の上の部分(苗字の一番下)が社会生活での目上や自分以外の人を現します。人格部は氏(苗字)と名をつなげることから先祖と子孫をつなげる生命線であり、対人(家族、親戚、職場、近隣、友人、知人など)の関係も現します。
また、人格は、人生の中年期(28才~54才くらい)の様子も暗示しています。
【 地格 】
地格は、自分自身を示します。性格、行動、経済、健康、恋愛など、個人の全般的な傾向を現します。
特に、地数(名前の一番上)の文字は自分自身を強く示しますので大切です。底数は、目下であり、自分の足、行動力を見たりします。
地格は、人生の若年期(0才~27才くらい)の様子を暗示しています。
【 総格 】
総格は、人生の概略を示します。生涯を通して人生全体の傾向を現します。
また、人生の晩年期(55才くらい以降)の様子も暗示しています。
三大原則
氏名の三大原則は、「字音」「字形」「字義」の三つになります。
文字とは、読んで聞くもの(字音)であり、見て書くもの(字形)であり、意味を理解するもの(字義)です。文字は、一字でも、二字以上でも五感を通じて人と深く関わりを持ち影響を与えます。
五大真理(五つの法則)
五大真理とは、「読み下し」「五行の配列」「陰陽の配列」「天地の配合」「画数」の五つの法則です。正名法の横の鍵とも言います。
「読み下し」は文字の意味や印象など、「五行の配列」は五行(木、火、土、金、水)の並び方やバランス、「陰陽の配列」は、画数の偶数(陰)、奇数(陽)のバランスや並び方、「天地の配合」は、氏(苗字)と名の関係、「画数」は文字の画数が表す意味などです。
五大真理の中でもっとも影響するものは、「読み下し」であり、続いて「五行の配列」「陰陽の配列」「天地の配合」となり、最も小さいのが「画数」になります。「画数」も非常に大切ですが、それ以前に考えなければならない大切なものがあると言うことです。
【 三大原則と五大真理の関係 】
字義 = 意義、天地
字音 = 意義、天地、五行
字形 = 意義、陰陽、天地、画数
「字義」は、「意義」と「天地の配合」を含み、「字音」は、「意義」「天地の配合」「五行の配列」を含み、「字形」は、「意義」「陰陽の配列」「天地の配合」「画数」の内容を含みます。
字 音
では、わかりやすいように具体例を交えながら「字音」「字義」「字形」の三大原則を解説して行きましょう。
「字音」は文字を読んだときの音の響です。動物は音に敏感であり、音には強い影響力(気)があります。歴史に名が残るほどの指導者は、多くの名言を残しています。しかし、その記録は本人がしたためたものではなく、周りにいた人が書き残したものです。聖書や論語、その他の名言なども文字ではなく、ほとんど音声によって人々に影響を与えた内容です。指導者は音声によって歴史を作ってきたとも言えます。そのため、氏名の読み方は大切であり、音の響きに対する配慮が必要です。
・母音の片寄り
例) 荒川 貴哉 荒川 知子
荒川 貴哉(あらかわ たかや)の場合は、全て「あ」の母音の片寄りで「あぁらぁかぁわぁ たぁかぁやぁ」となりなす。同じ音を繰り返す名は、同じ事を何度も行いやすく、悪いとわかっていてもやめられず、ずるずると繰り返す傾向にあります。
また、荒川 知子(あらかわ ともこ)であれば、「あ」「お」の母音の繰り返しとなりますので、若干影響しますので注意が必要です。また、「あ」と「お」で、天地が分離(中断)していますので、良いことは続かず中断したり、上下関係で対立したりすることもありますので出来れば控えたいものです。
字 形
氏(苗字)は天であり、名は地であります。画数は、位置や関係によって数字の持つ意味が色濃く出てきます。一般的な姓名鑑定のように画数の和でも判断しますが、それ以外に天と地のバランスや数字の関係性も重要となります。天地のどちらかが多少大きくなっても問題はありませんが、極端に片寄りすぎて不釣り合いの場合は注意が必要です。
【 天小地大 】
① ④ ⑮ ⑱(画数)
一 木 徳 蔵
一木徳蔵という氏名はピラミッド型で「天小地大」の典型的な形であります。人の姿に置き換えると、上半身(特に頭)の比重が軽く、下半身(特に足)の比重が重い姿をしています。「天小地大」の氏名を持つ人は、あまり考えないでどんどん行動を起こすタイプと言えます。
【 天大地小 】
⑲ ⑯ ⑤ ①(画数)
藤 澤 正 一
藤澤正一という氏名は、逆三角形型で「天大地小」の典型的な形であります。人の姿に置き換えると、上半身(特に頭)の比重が重く、下半身(特に足)の比重が軽い姿をしています。「天大地小」の氏名を持つ人は、いろいろ考えすぎて実行がおぼつかないタイプと言えます。
氏(天格)は、先天的に与えられた条件で変更できませんので、これを補うために、字画の少ない氏(天格)に対しては、努めて字画の少ない文字を選んで名(地格)を付けるようにし、字画の多い氏(天格)に対しては、字画の多い名(地格)を付けるようにして、天地の釣り合いをとることが必要です。
字 義(読み下し)
「字義」は、文字が持つ内容です。自分の人格。人生の傾向。将来の危険と可能性。社会にを与える影響などを現します。
漢字の成り立ちについての解説書は、いろいろあるかと思いますが、白川靜氏の字解は、漢字発祥の地である中国の陰陽五行説など、東洋思想を含む解釈でありますので、白川氏の字解の内容を参考にさせていただきました。
口(くち、コウ)
口は、顔にある口の形。しかし、神へ祈る時に使う祝詞(のりと)を入れる器であるサイの形である意義の方が濃厚であります。とても神聖な文字であり、口を使う漢字は沢山ありますが、神のご加護をいただく祈りに関するものが多いようです。
田(た、デン)
田は、田んぼの形。田は、人々が生きるための主食である米を生産する大切なところであります。また、数万石などの米を生産するような領地は財産であり、領地替えにて富を得ることも出来ます。更に、田は神を祭る社(やしろ)がある神聖な場所でもあります。
土(つち、ド)
土を縦長に丸めて台の上に置いた形。これを土地の神として祭り、祈りの対象とした形。
禾(のぎ、カ)
いねの形。また、軍門に立てる標識の木の形。この二つの異なる形象のものが、のちに同形の字となり、一字にして両方の意義がある字。
これらの文字を組み合わせることで、更に深みのある意義を持つ漢字になります。
里(さと、リ)
田と土を組み合わせた字。土は神を祭る社のもととなる字で、田の神を祭る社のあるところを里といい、その社を中心に人々が住むようになったので「さと、むらざと」の意味に用いる。また、経営的な田里には、区画を施したため里を単位として取り扱うことがある。
和(かず、ワ)
禾と口を合わせた字。禾は軍門に立てる標識の木の形。口は祝詞(のりと)を収めるサイ(器)。軍門の前で盟誓(めいせい:かたい約束)し、和議を行うことから和は、「やわらぐ」の意味。
このように、文字を多く組み合わせるほど、更に深い意義となり、成り立ちから漢字に秘められた真義を知ることは、とても大切なことと言えます。
五 行
文字は「木、火、土、金、水」のいずれかの五行を有しています。氏名には五行の中の三種類以上あるのが良いとされます。
個性は、氏名全体に含まれる五行の割合が多い場合、また特に、地数(名前の頭文字)の五行の性質は色濃く出やすい傾向にあります。
【 木性 】
木性(星)は春の気であります。長所は、陽気で発展的、進取向上の精神に富み積極的で明朗です。短所は、落ち着きがなく軽率で短気、進むだけで引くことを知らず反省がない。大きな希望を持つが空回りしやすい。
【 火性 】
火性(星)は夏の気であります。長所は、正義心が強く勇気剛直。犠牲的精神に富み義理人情が厚い。高潔で真剣。熱意があり公明正大。短所は、熱しやすく冷めやすい。感情的で逆上し衝突しやすい。多情で移り気。うっかり人を信じて失敗しやすい。
【 土性 】
土性(星)は土用(四季の変わり目、中間)の気であります。長所は、温厚な円満性があり、上司には従順で部下には慈愛を持ち親切です。短所は、どっちつかずで中途半端、決断力がなく鈍重、やりきれなくなると突拍子もないことを仕出かす。心に余裕がなく利己的。愚図で不潔。
【 金性 】
金性(星)は秋の気であります。慎重で確実。経済観念に優れている。人の気を呑み込み、頼まれると義侠心を発揮します。弁才があり愛嬌がよい。短所は孤独で寂しがりや。悲観的でいったん決心すると頑固で動かない。消極的で好機を逃して発展性がありません。人の意見を聞き入れず、争いを好み、多弁で人に喋らせません。
【 水性 】
水性(星)は冬の気であります。冷静で理性があり優しい。社交に優れ弁才があり、良い人間関係が出来ます。研究心が深く知性が発達しています。短所は、自我心が強く薄情で疑い深い。孤独で不幸感があり、表面は従順だが内心では決して従わない。自分の智を誇って人を侮(あなど)る癖があります。
陰 陽
大自然を「陽」と「陰」に分類して見る思想があります。昼(陽)と夜(陰)、外側(陽)と内側(陰)、プラス(陽)とマイナス(陰)、表(陽)と裏(陰)などですが、文字にも同様に「陽」と「陰」があります。
文字の陰陽は画数で分類をされます。奇数が「陽」で偶数が「陰」となります。
氏名は二文字以上となりますので、大自然の観点から陰陽は一方に片寄ることなくバランスよく配列することが大切となります。
陰陽の配列
○ ○ ● ○(陰陽)
③ ⑤ ⑧ ③(画数)
山 田 花 子
「字義」の場合は内面的な心の世界が主に出やすい傾向にありますが、「字形」の場合は、形の世界に影響が現れます。字形である陰陽は表面的な対人、健康、経済関係の縁全体のつながりの傾向が見られます。陰陽の配列と内容は次の通りです。(○=陽(奇数)・●=陰(偶数)で表しています)詳しい陰陽の配列は陰陽表を用意してあります。
社会的な存在感が増すほど陰陽の影響が強く出る傾向にあります。さほど世間に影響力のない一般的な立場であれば軽減されますが、社会生活(地域、会社、家庭など)での地位、名声、主権を持つ立場になればなるほど注意が必要となります。
【善良・完全象形】
○● ○●
○○ ●○ など
陰陽がバランスよく配置されいる善良な状態です。よほど悪い習慣を持たないかぎり、健康で長寿になりやすく、人間関係や仕事、モノとの出会いも良く、経済的にも恵まれやすくなります。頭脳明晰で判断力が片寄らず、「悪い縁は選ばず、良い縁を断らない」など不思議と縁の巡り合わせが良くなる傾向にあります。
【片寄り・単独象形】
○○ ○○
●● ●● など
全陽か全陰の象形であり、単独で象形を構成していますので極端に片寄った人生になりやすく、良くなれば昇りっ放しで大変良いが、悪くなると降り放しで極端に悪くなります。
性格が片寄り、一方的に相手を決めつけて独断専行しやすいところがありますが、竹を割ったような性格を持つ人が多くあります。健康面は病気知らずで丈夫だが、いったん崩れると重度の症状に陥る傾向にあります。大事なときに限っていつも躓(つまづ)いたりします。
【蒔直し・弛緩象形】
●○ ○○
●● ●○ など
蒔直し(まきなおし)・弛緩(しかん)象形は、氏名の一番上、または一番下のみの陰陽が反転し、不安定で締まりのない弛(ゆる)みがある象形です。締まりがないため何事も崩れやすく、崩れては新しく蒔き直しをするという象形です。
住居、職業、結婚など何事も不安定で蒔き直すため、いろいろな経験をして才能を身につけます。人が良く才能あるため一時はかなり伸びますが、信念が続かず7割いったら新しいことを始める傾向があります。
【縛り・束縛象形】
○● ○○
●○ ●● など
人間性が良く美男美女の人が多いのですが、会社、家庭、時間、お金などに縛られやすく、いつも何かに束縛されて自由にモノが言えない、買えない、行動できないという、つらくかわいそうな傾向が見られます。時には健康を害して(特に60才以降)体が縛られることもあります。6割進むと動きが縛られて止まり、断念せざるを得ない可能性あります。
【大挟み・抑圧象形】
○● ●○
●○ ○● など
本人は、真面目でなんでも行ういい人ですが、上下から挟まれている形状であるため、日常でも周りから抑圧されて言いたいことも言えず思いのままにならない様子がうかがえます。象形の影響が強く出ると、人に嫌とも言えず心から笑うことがなくなり、陰鬱(いんうつ)、不幸感、不自由感がめぐり寿命が短い予感に駆(か)られることもあります。自分には、ほとんどの人や物、食事など合わないことが多く、なんでも4割ほどしか進まず止まってしまいます。
【中断・別れ分かれ象形】
○○ ●●
●● ○○ など
氏(苗字)と名が分裂し、陰と陽の流れが中断している象形です。品があり見た目が良く弁の立つ実力派ですが、突如として心境の変化で目的を中断したり、相手との意見が合わずに分裂したりして、全て途中で中断する境遇にあります。健康面も、途中で急に大きな怪我や病に襲われる危険がありますので注意が必要です。また、時には本人だけでなく、周りの人の健康、仕事までも中断させてしまうことさえあります。
中断象形は、初期のうちは6割ほど進んで中断し止まりますが、徐々に中断する期間が早まり、5割、4割と短くなる傾向が見られます。
【二重挟み象形】
○○ ●○○
●● ○●● など
二重挟み象形は、割合からするとあまりない象形ではありますが、大挟み象形をさらに強くした象形です。外部からの抑圧が強力でいろんな苦労をします。人生は安定することがなく波瀾万丈です。しかし、ときに大きな成功をする場合があり、歴史を変えるほどの成果を残す人もあります。
【象形支配の附説】
一字名前の場合、陰一文字名は●●、陽一文字名は○○となります。よって善良・完全象形の氏名になることがありませんので、一字名前はお薦めできません。
天地の配合
「天地の配合」は、苗字と名前の関係性です。
【 天地同数 】
┌同じ画数┐
⑤ ◯ ┆ ⑤ ◯
天数と地数が同じ画数のことを「天地同数」と言います。大凶です。天と地が張り合っている形で、揉めて騒動が起こり分裂する傾向があります。小さな田舎暮らしで人との交流が少ないうちはわかりません。しかし、企業で部長職クラスになると揉め始めます。誤解されやすく、社会的な地位や活動が広がれば広がるほど「天地同数」は大きく働いてきます。
【 天地衝突 】
3、5、9画の組合せ
┌─────┐
③ ◯ ┆ ⑨ 〇
天数と地数が、3、5、9(13、15、19、23…)画の組合せことを「天地衝突」と言います。中凶です。天と地が衝突している形で、「天地同数」ほどではありませんが、上の立場の人(親、上司など)とぶつかり揉めやすい傾向があります。
【 天地総同数 】
┌ 同じ画数 ┐
┌9┐ ┌9┐
③ ⑥ ┆ ⑤ ④
天格と地格が同じ画数を「天地総同数」と言います。大大凶です。天と地が総合で張り合っている形で、やることが裏目に出て非常に誤解されやすく、地位が高くなるほど周囲を巻き込み、激しく揉めて大騒動が起こる傾向があります。
画 数
画数とは、点や線を一画として、文字を完成させるために腕を動かす筆画の数であります。字画(文字の画数)によって数の印象が与えられます。
数字には、それぞれ意味があり、働きがあります。文字も画数によって数字の働きが影響して参ります。
画数につきましては、いろいろな考え方があるようですが、どれが正しく、どれが間違いであるとは一概に言えず、漢字は、歴史的に見ても絵文字から変化したものであり、その後も、旧字体や異字体など、何度か変化しているものもあります。そのため、どの時点の漢字を重視するかによって意見が分かれることは、致し方ないことかもしれません。
ここでの詳しい画数につきましては、小林晟高氏の教えを源流とするものでありますので、小林氏の著書に従いました正名字典をご覧ください。
名前の傾向例
┌天格⑱┐ ┌人格⑬┐ ┌地格㉑┐
氏名 徳 川 家 康
陰陽 ◯ ◯ ● ◯
五行 火 金 木 木
画数 ⑮ ③ ⑩ ⑪ | 39 総格
天数 地数 底数
歴史的に有名な「徳川家康」公の名前の傾向を簡単に解説いたします。
陰陽 … 「善良」の完全象形。
五行 … 「火」「金」「木」の三種類。
人格部(社会的関係) … 五行が「金ー木」で、上の立場からの試練はあるものの、自己の成長につながる。画数は「13画」で、知謀があって、創始、建設の才略にすぐれ、万難を排して急進的に成功する。
地格部(自己的関係) … 五行が「木ー木」で、明朗にして活発。進取向上心に富み積極的であり、弁才と外交の才能に恵まれ建設的。楽観的で世話好きの一面もある。画数は「21画」で、知恵と人徳があり、人の頭領となって新規事業を建設的に発展させる。家業を興し、名誉を得て、貴重な人物となり成功する。
総画(人生の概略) … 「39画」は、権威、財力、智謀の三徳がそろった強運。不満の心をなくして努力すれば、人生に華が咲き富貴幸福となる。
字義 … 「家」は、住居、家系、先祖の廟。「康」は、米を精米する形。
「徳川家康」公の名は、陰陽、五行、天地の関係、意義、画数が良く、三大原則、五大真理の整った正名です。「徳川家康」公は、名前から見ても偉業を成し遂げる人物といえるでしょう。
出版物のご案内
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