: 易学

 易学

 『易』は『易経』ともいう。つまり儒教の経書(けいしょ)の一つである。「経(けい)」の字はもと織物の経糸の意味。それからすじみち、道の意味になる。人の生きる道、天下国家を治める道、ひいては宇宙を動かしている道、それを説きあかしたのが「経」である。
                        「易 本田濟 著より」

 
 易は、B.C.1152~1056年頃に、周の文王によってまとめられ、B.C.551~479年頃に、孔子によって十翼(彖伝上下、象伝上下、繋辞伝上下、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝)が作られました。
 国内では本田濟氏によって、この易経、十翼をわかりやすく解説されてあります。 

 

 爻と卦

 

 爻の陰と陽

 
      陽爻   陰爻 ‐‐

天・男・明・上・大・開・表・進・主・強・昼
地・女・暗・下・小・閉・裏・退・従・弱・夜

 

 卦

      八卦

乾(ケン) 兌(ダ) 離(リ) 震(シン) 巽(ソン) 坎(カン) 艮(ゴン) 坤(コン)
 ☰  ☱  ☲  ☳  ☴  ☵  ☶  ☷
 天  沢  火  雷  風  水  山  地
 父  少女  中女  長男  長女  中男  少男  母
 西北  西  南  東  東南  北  東北  西南
 六白  七赤  九紫  三碧  四緑  一白  八白  二黒

  

 大成卦

 
 大成卦(64卦)の中で、四徳の「元・亨・利・貞」を含む卦がよいとされます。

  
    上卦(8卦)× 下卦(8卦) = 大成卦(64卦)
 

上卦 8卦 外、精神、相手など
下卦 8卦 内、肉体、自分など

 
 個人を見る場合は、生まれ年を下卦、生まれ月を上卦として大成卦(本卦)などをつくり、生涯、人間関係、仕事運などを見て心構えを知ることができます。更に、互卦、錯卦、綜卦へと変卦することで、可能性を知ることもできます。

 

  
     気 学 ?   易 学 ?   家 相 ?   姓 名 学 ?   論 語 ?